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先住民アイヌの人々が聖地として崇めてきた大雪山は、国内最大の国立公園。

この広い大地は「ツンドラの飛び地」とも呼ばれる北の野生の宝庫です。

私たち大雪山のエキスパートとともに、手つかずの大自然を歩いてみませんか。

 

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沼ノ原から見る夜明けのトムラウシ山

宝石を散りばめたように点在する地塘郡は大雪山を象徴する景観です。

 

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クワウンナイ・滝の瀬十三丁

長大な滑滝を擁するクワウンナイ川は、沢登りの聖地として知られています。

アイヌ語で「神遊びの庭(カムイミンタラ)」と呼ばれる大雪山

“聖地”を歩くにはそれなりのコツが要ります。

 

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佐久間 弘 (さくまひろし)

1962年新潟県生まれ。高校時代に登った白馬岳がきっかけで山にハマる。企業社会への疑問から大学卒業後、穂高の山小屋へ入る。26歳のときアフリカへ。二年にわたり各地を旅歩く。帰国後は、雑誌編集者・山小屋従業員・大工・漁師などを経て、山岳ガイドに。95年より東川町在住。

「神遊びの庭」とは叙情的なひびきですが、神々はときに、大樹をなぎ倒す暴風や、荒れ狂う吹雪を起こして「遊」びます。カムイミンタラは、神の領域としてアイヌの人々から畏怖されてきました。ひとたび牙を剥いた大自然の前では人間は無力です。そうならないためには、地形と気象を熟知したエキスパートの同行が安心です。安全登山に徹する私たちは、お客さまに安心を提供します。

  

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土栄 拓真 (どえいたくま)

1973年札幌生まれ。大学生最後の年に登った晩秋の大雪山に魅せられ山歩きを始める。卒業後、放浪の旅に出発。アメリカ・カナダ・ニュージーランドでバックパッキング漬けなるも、大雪山以上の山には出会えず。旅を終え、北大大学院にて国立公園管理を学び、修士課程を修了。

年平均気温マイナス4℃といわれる稜線の気候は北極圏とほぼ同じ。極寒の環境下でしか見られない植物群落や、氷河期の生き残りといわれるナキウサギなど、「ツンドラの飛び地」にふさわしい北の野生にあふれています。また、なだらかで広大な大地をおおう高山植物の大群落や日本一早い紅葉、羽毛のようなパウダースノーを楽しめるスノーシュー・ハイキングも、大雪山ならではの楽しみです。

 

 

山楽舎BEARは、大雪の“いま”を楽しみ“明日”を考える山楽登山ガイドです。

BEARは「Bureau of Ecotourism in Asahidake Range」の略で、旭岳(大雪山)地域に根ざしたエコツーリズムを進めていく組織です。

エコツーリズム:生態系や地域文化に悪影響を及ぼすことなく、地域の自然と文化の保護・地域経済に貢献することを目的とした旅行形態。

 

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